番外編です。
福岡の全国旅行支援は上限に達し、糸島のホテルもあまりないので、困った挙句、糸島の龍国寺の近くに「小春」というゲストハウスを見つけました。
1泊3000円のパッカー宿。
まずはチェックイン。
「なるみちゃん!清君お祀りしてるよ!!!」
中学時代の友達の、私となるみちゃんは当時RCサクセションが大好きでした。
以前来られた方が清志郎の写真を撮っていたカメラマンらしく、写真を送ってくださったそうだ。
翌朝、なるみちゃんは宿のオーナーと親しげにお話してる。
なにやら、玄関にあるオルゴールの話をしてるの。
そのオルゴールはアンティークで手入れも難しく、日本では珍しいものらしくオーナーがとても大事にしているもの。
出発前にオルゴールお鳴らしてくださいました。
想像していたものとは全く違う。重厚感のあるすごく素敵な音でした。
ゲストハウス小春さん。お世話になりました(*^-^*)
芦屋の歴史民俗資料館では、芦屋にゆかりの深い「玉井家、吉田家、杉山家」という特別展示をしていました。玉井家は北九州市若松の芥川賞作家の火野葦平のお家。そのあたり(遠賀川沿い)には困った人を助ける「川筋気質」というのがあるらしい。
シーナ&ロケッツのシーナさんは若松の出身。ご主人の鮎川誠さんは母子家庭で、早くにお母さんを亡くして、シーナさんと出会って、シーナさんの家族がとてもよくしてくれたらしい。シーナさんのお家も「川筋気質」だったのかなぁ・・・とか考えながら・・・。
「ねぇ、帰りに若戸大橋通らない?」
この日の前日が鮎川誠さんの告別式だったの。
鮎川さんは若松と若戸大橋が大好きだった。
私は鮎川さんとシーナさんが大好きだった。
「鮎川さん、シーナさん、ありがとう。さよなら。ありがとう」