Angels Swingのプロジェクト
I Have a Dream... Seina / 1999
I'll Be Seeing You / 2008
Thanks for the Memory / 2011
みらいへ 北九州の戦中戦後/2013
Press
Angels Swing !
Angels swingは私の多くの歓びを与えてくれたアメリカの20世紀中期の音楽への感謝のプロジェクトです
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私はアメリカの1930年代~1940年代のポピュラーソングが大好きでした。
フランク・シナトラ、ドリス・デイ、ジュディ・ガーランド、コニー・ボスウェル、ビング・クロスビー、ジョー・スッタッフォードといったアメリカの歌手の歌を聴きながらアメリカとアメリカ音楽への夢と憧れを膨らませていきました。20歳になり、憧れのアメリカへ行き、1990年代、気が付けばニューヨークで高齢者にとても人気のあるレストランのバンドで歌うようになりました。
私にはどうしても歌いたい歌がありました。第二次世界大戦時にアメリカ人たちに愛された流行歌でした。もう忘れられてしまった歌もありました。そういった歌にもう一度息を吹きかけ、「あなたたちの歌は時代や国境を越えて今も生きている」と伝えたい。あの時代に戦った国で生まれそだった女の子からの音楽の贈り物。歌は悲しみや憎しみを超える事、その向こうにいく事が出来るのか・・・そんな挑戦でもありました。
Angels Swingは1997年に始まりました。当時の私は英語が下手でした。時々何を言っているのかよくわからないようなアジアの女の子が一人で始めました。だけど、一生懸命に伝えようとする気持ちと、アメリカの音楽を愛する気持ちを感じ取ってくれた往年のジャズミュージシャンたちが私の夢や思いに耳を傾け、Angels Swingのプロジェクトに参加してくれました。
特にジャズベーシストのレナード・ガスキンは音楽を通じて沢山の愛と、学びと、奇跡をもたらし、私の夢をかなえてくれました。
ジャズドラマーで歌手のグレイディ・テイトは憧れていたジャズの世界を垣間見せてくれ、私の唯一の理解者でもありました。
ジャズベーシストのボブ・クランショウはレナード・ガスキンが亡くなった後に私を支えてくれました。
Angels Swingを通して出会ったミュージシャンに心から感謝を送ります。
始めは"Angel's Swing”と天使は一人でしたが、Angels Swing(天使たちのスイング)になりました。
Angels swingは私の多くの歓びを与えてくれたアメリカの20世紀中期の音楽と、私を受け入れてくれ、温かくサポートをして一緒にスイングをしてくれたエンジェル(ミュージシャン)たちへの感謝のプロジェクトです。
Shoko "Seina" Shiraishi


MUSICIANS
Leonard Gaskin (1997 - 2009)
Artie Baker (1997- 1999)
Toya (1997)
Ron Roullier (1998)
Howard Kimbo (1998)
Grady Tate (1998 )
Bob Cranshaw (2008 - 2012)
Bertha Hope(2008)
Jerome Jennings (2008)
Leroy Williams (2012)
John Colianni (2012)
*( ) is a year in which each musician cooperated 'ANGELS SWING' project
Special Thanks
Todd Bryant Weeks, Local 802, Floyd Fisher, Don Versaw, Monica Lewis, David Valley, Aki Yamamoto, American Defenders of Bataan & Corregidor Memorial Society, MacArthur Memorial, Twenty-fourth IDA ,The U.S. consulate in Fukuoka, The University of Kitakyushu, All veterans of the WWII and nursing homes in The U.S.