”I Have a Dream… Seina“
The Songs For Nursing Homes in The U.S.
第二次大戦時に愛された美しい歌が歌いたい
1992年、”G.I.Jo”という一枚のアルバムに出会いました。第二次世界大戦と朝鮮戦争の時代に最も愛された歌手の一人ジョー・スタッフォードによって録音されたものでした。
私の心はそのアルバムに奪われました。それ以来、第二次世界大戦時代の歌や音楽にフォーカスしました。私の様に戦争から遠く年月が経ってから生まれた者にとっては感情を理解する事はとても難しい事でした。
それらの歌はとても美しく、ロマンティックで、センチメンタルなものでした。また戦争時代だったからこそのセンチメンタリズム、大切な人と離れなくてはならず、また会える日を祈る・・・。当時の彼らには祈る以外になかったのかもしれません。そういった歌を通して、私は彼らの心の痛みや感情に触れたようにも感じました。
そうった歌の中には今も愛され大切にされているものもありますが長い間忘れられてしまっている歌もあります。今も生き続けている歌もありますがもともとの歌の意味や時代を忘れられたものもあります。
彼らの歌が今も生きているのは、彼らが歌に沢山の祈りを込めたからかもしれません。
あの時代の歌をとても愛する歌手として、彼らの歌が今も息をし、生きていることを伝えたい。日本とアメリカが第二次世界大戦だで戦ったことは知っています。だけど今も彼らの歌が日本で愛されていることを知ってほしい。
今も痛みを感じている方に、あの頃を思い出しながら、あたたかく、愛を込めて、私の歌を贈りたい・・・祈りを込めて。
参加ミュージシャン
- Leonard Gaskin (bass),
- Artie Baker (Clarinet & Tenor Sax),
- Toya (piano), Grady Tate (drums),
- Ron Roulier (piano),
- Howard Kimbo (Tenor Sax)
- Shoko Shiraishi a.k.a. Seina