岡山から屋島のある香川県高松へはJRで1時間弱。
疲れていたので、ちょっと居眠りをするとすぐについた。
ホテルは駅からすぐのなんか変な名前(ハイパーイン)なんだけど、ランドリーの洗濯機と乾燥機が無料で使えるというので、速攻でそこに決めたの。コーヒーもほぼ飲み放題で、私にはすごくよかった。駅からすぐなのでチェックアウトの後は荷物を預けて屋島に行ったの。
まずは六萬寺へ。
JR高松駅から八栗口駅へ。線路が一本しかない電車だった。電車を降りてGoogleにナビをしてもらう。
途中道を間違えたけど15分くらい歩いたところに、それらしきお寺が見えました。
梅の花が咲くととても綺麗だろうね。
お寺には誰もいなくて、御朱印は自分で押すようにと。
御朱印を押してると、風がふいて、紙が飛んだの。
すると、人がいたの。おじさんが拾ってくれた。
「ここのお寺の方ですか?」と訊くと、そうではないらしくガイドの方で地元の小学生に源平合戦の話をしながら歩くので時間をはかりに来ていると。
六萬寺の事や、屋島の戦いの事はもちろん、どうやって平家から源氏に寝返らせるか、とか。首実検の事とか、首を塩漬けにするとか。いろんな話を聞いた。観光のパンフレットや地図、屋島の戦いに関する資料もいただけた。
それと、ここの前のご住職は、パラグアイに居て日本に帰国後得度をしてお坊さんになったらしい。ブラジル移民の話にもなり、四国の香川県の農家の次男、三男などは移民で南米に行った人も多くいたという話をしてくれました。
四国新聞が1年連載した源平合戦に関する記事をその方のお兄さんがスクラップしているから、壇ノ浦の戦い辺りの記事を送ってくださるという。興味深い見解というか、説の様なものがあるらしい。出発前に作った名刺を渡して「ここに送ってください」と。
その後、今度小学生の子供たちを連れて歩くというコースを私も案内してもらいました。
源氏が陣を置いた場所。
アニメでも言っていたように、義経が率いる源氏の軍はとても少なくて、山を降りる時には松明を付けて、降りたらまた登るんだと。登るときは松明を消すんだと。そうすると、兵がいっぱいいるように見えるとか。
弁慶がまな板がなくて、お地蔵さんの背中をまな板代わりにしたそうな。
「えええええ!そんなことしたら、ダメじゃん!!!」と、言いながら、そういえば、下関の壇ノ浦の戦いでも、舟をこぐ人を狙ったとか聞いた。それは、ルール違反というか、ずるというか、ダメだと、子供のころに聞いた記憶が。なので、牛若丸こと、義経って、ルール無視というか、そんなものは関係ないというか、そういう人だったのかしら・・・。わからんけどね。
次に行ったのは、義経の身代わりになって亡くなった佐藤継信のお墓。でこの写真は、義経の馬のお墓だったかな。←ほんとうに、私は物覚えが悪い。
私が住んでいる下関は平家にまつわるものが多く、観光パンフレットなども平家の事が多いのに対し、高松は源氏側の話が多い所でした。
ガイドさんが資料を送ってくださったら、また改めて屋島の事を書くかもしれません。
では、次は屋島の古戦場を眺める所と、屋島寺という真言宗のお寺に行きます。